襖と障子の張り替えは難しい?襖と障子の張り替えのコツを徹底解説

襖と障子の張り替えは難しい?襖と障子の張り替えのコツを徹底解説

襖と障子の年数が経ってきてボロボロになっていませんか。見て見ぬ振りをしてみたり、100円ショップの破れを隠すテープを貼ってごまかしてみたり、いろんな対策をしている方が多いです。そんな襖と障子の張り替えをやろうと思っても、面倒でしかも綺麗にできなくて踏み切れないという方も多いです。

そこで今回はそんな襖と障子の張り替えのコツをご紹介していきます。綺麗に張り替えたい方はぜひ参考にしてください。

襖を張り替えよう

襖の張り替えなんてできるの?と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。襖も障子と同じように剥がして張り替えることができます。障子のように頻繁に変える必要はないですが、襖も経年劣化してくるので5年に1回くらいのペースで張り替えるのがおすすめです。張り替える時期としては年数が5年以上経過していたり、著しく変色していたりシミがあったりする場合です。また湿気の多い場所ではカビが生えてしまうこともありますので、カビが生えてしまっている場合も襖を張り替えたほうがいいでしょう。

障子を張り替えのポイント

障子は年末になると年末の大掃除と一緒に張り替えているという方も多いかと思います。毎年張り替えているものの、年に1回しか張り替えないので、なかなか張り替えがうまくできずに悩んでいる方も多いかと思います。そこで障子を張り替えるときのポイントについてご紹介していきます。

綺麗に剥がそう

障子を綺麗に貼るためには、綺麗に剥がすことが何よりもポイントになってきます。障子を張り替えるから一気に穴を空けて剥がすという方も多いかもしれません。穴を豪快に空けてもいいですが、後から綺麗に剥がせないこともあるので必要以上に和紙部分をボロボロにするのはやめておきましょう。

障子を剥がすときにはしっかりと水に濡らしておくことで綺麗に剥がすことができます。綺麗に剥がすための障子剥がし剤もあるのでそういった材料を使うのもおすすめで、水を浸透させる時間は 5分以上が好ましいでしょう。しっかりと浸すことで和紙についたのりを剥がすことができます。また剥がすときはビリビリと剥がすのではなく、ゆっくりと下から剥がすことで綺麗に剥がすことができます。どうしても部分的に和紙が残ってしまうので、その部分は霧吹きでしっかりと水を吸収させて剥がしていきましょう。濡らしたら、しっかりと日干しして乾燥させましょう。

ノリをつけていこう

障子の枠部分を乾燥させたら和紙を貼っていきましょう。和紙を貼っていくときはセロハンテープなどで仮止めしてから貼っていきましょう。平行になっているかを確認したら和紙をいったん巻いて外におきます。ハケを使ってノリを木枠部分に塗っていきましょう。もしノリが全体に塗っていないと、その部分が剥がれて穴が開きやすくなってしまいます。丁寧にしっかりと塗っていきます。そして障子紙を貼っていきましょう。

余剰部分をカットして終わり

障子を綺麗に貼り付けたら余剰部分をしっかりとカットしていきます。障子からはみ出た部分はカッターナイフを使って切っていきましょう。定規を使うことで綺麗にまっすぐカットすることができます。カットするときはノリがしっかりと乾燥しているときに行いましょう。万が一、余剰部分をカットしているときに和紙がずれてしまってシワが寄ってしまったときは霧吹きを行うことでシワを伸ばすことができます。

襖、障子の張り替え業者を選ぶコツ

襖や障子の張り替えはとても面倒です。しかもうまくいかなかったときは後悔する方も多くいらっしゃいます。だからこそ、襖や障子の張り替えはプロの業者に依頼するのがおすすめです。でもこんなことでわざわざリフォーム会社に依頼するのは迷惑ではないかな?と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしそんなことはありません。障子や襖の張り替えはとても難しいです。そこでどんな業者に依頼すべきか選ぶときのポイントをご紹介します。

職人さんがいる業者

襖や障子の張り替えは簡単なように見えてとても繊細な作業になります。新品の状態で納品されてくる襖や障子はとても綺麗です。どうしても自分で作業すると空気が入ってしまったり、シワが寄ってしまったりもします。業者でも襖と障子の張り替えは壁紙を貼るのとはまた違うテクニックが必要です。専門の職人さんがいる業者を選びましょう。

和の家に強い業者

リフォーム業者や工務店でも和に強い業者かどうかは各業者によって違います。最近では洋風な家にリフォームされる方も多いため、なかなか和の家に強い業者が少なくなってきています。障子や襖の張り替えも和に強い業者であれば快く引き受けてくれます。業者を選ぶときは、和の建築もしっかりとやっているようなところに依頼しましょう。

小さなことでも対応してくれる業者

障子や襖の張り替えはどうしても細かい小さな仕事になります。やはり中には引き受けてくれないようなところも少なからずあります。そのため小さなことでも対応してくれるような業者を選ぶようにしましょう。電話やお店で問い合わせたときに小さいことまで対応してくれるか事前に確認しておくことが重要です。

まとめ

障子や襖の張り替えのコツは綺麗に剥がして、しっかりとノリをつけて伸ばして貼り付けることです。しかし細かい作業になるため、なかなか綺麗にできないことが多いです。失敗したくない、面倒という方は専門の業者に依頼することがおすすめです。

船橋でリフォームや襖張替えの施工を依頼するなら「金沢屋」にお問い合わせください。