ペットのいたずらに強い襖、障子の紙の種類や対策に使える畳、網戸の種類について

ペットのいたずらに強い襖、障子の紙の種類や対策に使える畳、網戸の種類について

襖や障子を破られる事や、傷を付けられてしまう事は、ペットを飼っている人にとって悩みの種のひとつではないでしょうか。しかし、破られない様な襖や障子がある事を知っている人は少ないでしょう。

今回の記事では、ペットのいたずらに強い襖や障子の紙の種類や、同じようにペットのいたずら対策として使える畳や網戸の種類、さらにペットのいたずら防止に使えるグッズ、ペット専用に変更する事によるメリットとデメリットについても詳しく解説します。

 

ペットのいたずらに強い襖や障子の紙の種類について

襖や障子も色んな種類があります。その中でもペットのいたずら(ひっかき傷やトイレなど)に強い襖や障子の種類を以下に挙げます。

角兵衛NO23やNO24

ペット対応の襖紙としても有名で、見た目はほとんど襖にしか見えないですが、表面がツルツルと滑りやすくなっていて、ペットがひっかいても破けないようになっています。角兵衛という言い方以外に、表面強化襖紙とも言われています。また、環境にも配慮した、大気汚染を少なめに抑える事ができる素材で作られています。

倍厚紙

普通の襖の紙よりも2倍の厚さがあり、調湿機能にも優れている紙です。普通の紙より約2倍の強度がある為、ペットのいたずらによる引っかき傷にも対応できるくらいの耐久性があります。

強化紙

上記の紙よりさらに強度も強く、耐久性がある紙です。

プラスチック紙の障子

ワーロンシートというプラスチック製の薄い下敷きの様な形をしています。水洗いができる、丈夫かつ長持ちしやすい、防炎製品として認定されている為燃えにくい、などの特徴があります。
また、障子の柄なども多種多様にあるので、気に入ったデザインを選ぶ事もできます。さらに、障子の風合いも今までとほとんど変わらないので、前と同じような障子の風合いにできます。

畳や網戸の場合は?

畳の場合

犬や猫に対応した畳もあります。通常のイグサなどの畳とは異なり、レザーを使った畳なので、滑って怪我をする事もありません。また、柔らかいクッション性がある事や、汚しても水洗いが出来る畳なので手軽に拭き掃除で畳を綺麗に保つ事ができます。

他にも畳ではないですが、ペット対応のフローリングも出ています。フローリング上から自分でサイズを測って張れる簡単なタイプもあるので、コストを抑える事も出来ます。

網戸

ペットデフィンスという、名前の通りの猫や犬のひっかき傷にも強く、簡単には破られないペット専用の網戸ネットがあります。通常の網戸に比べると強度はかなり強いので、今までの被害を大幅に削減する事ができます。また、ペットディフェンスに、さらに抗菌機能を追加されたタイプのペット専用網戸もあります。

ペットのいたずら防止に使えるグッズ

防止としてなので完璧に防ぐのは難しいですが、ペットの襖、畳、障子、網戸のいたずら防止に使えるグッズとして以下の商品が挙げられます。

網戸専用出入口やドア

網戸に取り付ける事が出来る犬や猫専用の出入り口です。ペットが大型犬か小型犬か、それとも猫かによってサイズが違うものも売られています。

ドアは磁石の力で自然に閉じるので、あまり大きい力を使わなくても通る事が出来ます。ペットや網戸にかかる負担も少なくすみます。

アチコチノン

畳などのトイレをされて困る場所に、猫の嫌いなにおいで猫を遠ざける、テープで貼り付けるタイプのグッズです。1,000円くらいで売られているので、手軽に対策を立てるのに使えます。

爪とぎグッズ

ひっかき傷を防止させる為にも、ちゃんと専用の爪とぎをする場所を作ってあげるのもひとつの手です。最近は爪とぎカスが出ないタイプや、ハウスタイプの爪とぎも売られています。基本的に段ボールで作られているのがほとんどです。

ペット専用に変更する事によるメリットとデメリット

障子や襖、畳、網戸をペット専用のものに変える事のメリットとして、以下のようなものが挙げられます。

何回も変えなくても良い

専用に変えてもらう事で、丈夫になっているので傷がついたからと何回も襖を変える必要がなくなります。

ペットのいたずらや粗相にもストレスなく対応できる

汚れも簡単に拭き取れる事や、ひっかき傷が残ったりすることも少なくすむようになります。ペットのいたずらした後の処理事が簡単にできるので、比較的ストレスなく対応できます。

賃貸の場合傷が残っていると後から大変な場合もある

賃貸の場合は借りている立場なので、最終的に家を出る事になった時に、綺麗な状態にしておくことが大事になってきます。

反対にデメリットとしては、以下のようなものがあります。

お金がかかる

基本的に、通常の襖などに比べると耐久性も強い事や専用素材なので自分ですることも難しく、業者に頼む事になるので、お金がかかる可能性が高いです。ある程度予算内で考えてはくれますが、防止グッズよりは、お金は確実にかかります。

賃貸の場合は許可が必要な可能性も

賃貸の場合ですと、防止グッズくらいなら大丈夫ですが、全体的に変えるとなると大家さんなどに確認をした方が良い可能性が高いです。

ペット専用に変える事は、長期的に見て、デメリットよりはメリットの方が多いです。

まとめ

ペットは自分の家族として大事な存在です。だからこそ、ペットもそして人間もストレスなく過ごすために、ペット専用の襖や障子に変える事で、お互いに良い環境で過ごす事が出来るといえるでしょう。

「金沢屋」では、賃貸アパートやマンションにも対応した商品を取り扱っています。ペットのいたずらを防ぐ為の強度も強く、汚れも取りやすい障子なども取り扱っています。襖、障子、畳、網戸の張り替えは勿論、壁紙やクロスの張り替えも行っています。

襖や障子などの、ペットのいたずらによる傷や汚れで悩んでいる方は、ぜひ一度相談だけでも良いので、気軽にお問い合わせ、あるいはお越しください。