襖・障子・畳・網戸の張り替えタイミングはいつ？それぞれ紹介

襖・障子・畳・網戸の張り替えタイミング

襖の張り替えタイミング

襖の張り替えは基本的には10年を目安に行います。しかし、襖は使用頻度や使用場所によって劣化に差が生じる場合や汚れや破れによって緊急で対応しなければならないこともあります。特に、小さなお子さんが一緒に住んでいるような場合には頻繁に張り替えなければならないこともあるでしょう。

襖の張り替える時期としては、天気の良い日を想像しがちですが、実は違います。望ましい時期は梅雨の時期・夏場の湿度が高い時期・雨の日であるとされています。これは湿気によって襖紙が伸びており、乾いたときにはピンと張るという特性を持つためです。

障子の張り替えタイミング

障子の張り替えは基本的には5年を目安に行います。襖と同様に、使用状況や使用場所によってはさらに早めのタイミングでの張り替えを必要とすることもあります。また、汚れや破れが生じた場合にも張り替えるタイミングとなるでしょう。そして、障子の特徴として、成人式・婚約・結婚・葬式・法事といった冠婚葬祭が一つの区切りであり人が集まるため、張り替えのタイミングとすることがあります。障子は襖や畳と比較すると比較的安価に張り替えが行えるため、頻回に張り替える方が多いものです。

畳の張り替えタイミング

畳の張り替えは、方法によってタイミングが異なります。まず、畳は両面を使用することが可能であるため、裏返すことによって対応します。これは新品の畳が2～3年経過したときが目安となります。このとき、5年以上新品の面が裏側になっている場合は、その面が枯れたような状態になってしまうので注意が必要です。まだまだきれいだからと思い、引き延ばさないようにしましょう。

つぎに、畳が6年を経過することを目安に行うのが、畳表と畳縁を交換する表替えです。しかし、畳そのものが劣化している場合には表替えによって対応出来ないため、新調が必要となってしまいます。新調は10～15年が目安となります。

網戸の張り替えタイミング

網戸の張り替えは2年を目安に行います。これは、網戸が常に紫外線や雨風に当たっているためです。まだまだ使用できると思っていても、3年を経過すると劣化が強くなっていきます。また、網戸にはゴムビートと呼ばれる網戸のフレームと網戸を固定する部分がありますが、経年劣化によってここにトラブルを生じることがあります。それによって必要以上の修理費用がかかってしまうことも少なくないため、2年を目安に張り替えるようにしましょう。網戸は業者に依頼することで短時間での張り替えることが可能です。

張り替えは自分か業者か

自分で張り替える

襖・障子・畳・網戸の張り替えは自分で行えるものがあります。インターネット等ではそれぞれの方法を紹介しているものがあるため、探してみましょう。そのメリットとしては、好きな素材に張り替えられることや、業者が自宅に入らなくてもよいこと、料金が安く済むことが挙げられます。しかし、張り替えは簡単そうに思えますが慣れない作業であるために想像以上の労力が必要です。また、網戸等の交換にはある程度のスペース確保が必要になります。狭いスペースでの交換が非常に難しいため、家によってはかなり大変なこともあります。

業者に依頼する

リフォーム会社や工務店といった業者に依頼する場合には、どのような張り替えにも対応することが出来ます。そのメリットとしては、きれいな仕上がりにすることや手間・時間がかからないことが挙げられるでしょう。また、張り替えるものによっては自分で張り替える場合と費用が変わらないこともあります。しかし、業者に依頼する時には、業者の都合に合わせなければならないことや費用が高くなってしまうというデメリットもあります。そのため、自分で張り替えるか業者に張り替えてもらうかは、状況によって決めるようにしましょう。

まとめ

この記事では、襖・障子・畳・網戸の張り替えタイミングをそれぞれ紹介しました。これらは定期的に張り替えることで、美しい外観を保つことはもちろん、その耐久性や生活しやすさにまで影響するものです。数年の一度のメンテナンス、破れや汚れへの対応として、張り替えは必ず行うようにしましょう。また、張り替える内容によっては自分で行わず、業者を使うのも一手です。

千葉県船橋市で襖・障子・畳・網戸の張り替えをお考えの方は、「金沢屋」にご相談ください。豊富な実績とお客様のご予算に合わせた対応が自慢です。無料でお見積もりもいたします。お気軽にお問い合わせください。