襖の張り替えはいつやるの?知っておきたい襖の剥がし方のコツ

襖の張り替えはいつやるの?知っておきたい襖の剥がし方のコツ

襖は年数が経つにつれてどんどん劣化していきます。さらに小さなお子さんがいると襖に穴が開いてしまったり、その穴がさらに大きくなってしまうこともあります。いつまでも劣化した、穴が開いた襖を放置しておくことはできませんよね。

そこでこの記事では襖の張り替えはいつすべきなのか、襖の剥がし方についてもご紹介していきます。襖に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

襖の張り替えはいつすべき?

襖といっても毎年毎年張り替えるものではありません。確かに穴が開いてしまったり、その穴が大きくなってしまったりすればすぐにでも襖は張り替えたほうがいいですが、実際に穴が開いていない状態ではどのタイミングで交換すべきか悩む方も多いです。襖を張り替えるタイミングは主に3つのポイントがあります。張り替え時期のポイントについてご紹介します。

年数が経過している

襖は5年以上経過すると色なども落ちてきて劣化が進みます。10年も経過してしまうと、襖の紙がかなり劣化しているので軽い衝撃でも破れてしまいます。5年以上経過しているのであれば張り替えがおすすめです。

変色

襖の設置場所にもよりますが、日差しを強く浴びるような場所は襖が強く変色してしまいます。変色してしまうと全体がうす汚い印象になってしまいます。部屋全体も汚い印象になってしまうので変色が強い場合も襖の張り替えがおすすめです。

襖の浮き上がり

襖の紙が湿気の影響で少しずつ浮き上がってきてしまいます。隙間にカビが生えてしまって衛生的なトラブルも起きやすくなってきます。襖の紙が浮いてきたら襖の張り替えがおすすめです。

襖には種類がある

襖なんてどれも同じと思っている方も多いかもしれませんが、実は襖といってもいくつかの種類があります。最近の住宅でよく使用されているのがチップボール襖です。室内の温度を快適にしてくれる役割を担っている襖です。湿気を吸収するために木材だけでなく、ボール材という紙が使われています。

和室の重厚なイメージにあう襖が「戸襖」です。襖の中でも重く、部屋と部屋を仕切るために使われます。ベニヤ板が使われていることから重さがあります。

コストが安い襖として最近、人気となっているのが段ボール襖です。この襖は段ボールが使われています。とても軽いのですが、段ボールが使われていることからこの段ボール襖は張り替えができないので注意しましょう。他にも張り替えのできない襖として発泡スチロール襖というものがあります。

襖の剥がし方

襖を張り替える時に知っておいて欲しいのが「剥がし方」です。剥がし方のコツをご紹介します。

襖を剥がすときは襖に水を含ませるので、襖の周囲が濡れてもいいようにビニール袋やシートなどを敷いておきましょう。襖を剥がすときは専用の住宅用洗剤を混ぜて染み込ませます。襖に希釈した洗剤がしっかりと染み込むように襖の色が全体的に変わるまで染み込ませることでうまく襖を剥がすことができます。あとは襖を端の方から剥がしていきましょう。手で剥がしきれない部分は専用のヘラを使うことでしっかりと襖を剥がすことができます。雑巾で最後はしっかりと綺麗に拭き取りましょう。

剥がし残りがないように最後はサンドペーパーなどを使って表面をピカピカに磨きましょう。

襖の張り替えはプロがおすすめ

襖の張り替えは素人でもできますが、経年劣化が激しいと襖が綺麗に剥がせず、襖を綺麗に張り替えることができません。せっかく襖を剥がして綺麗に貼って部屋のイメージを変えようとしても、うまく剥がせず、しかも張り替えるときに空気が入ってしまったら、襖が美しくありません。ですから、綺麗に襖を張り替えるためにもプロに依頼するのがおすすめです。

技術的な面でもプロに任せるほうがメリットは大きいです。自分で襖を張り替えると、色々な道具が必要になります。襖を剥がすためには定規やカッターナイフ、襖の紙、ハケなど必要です。しかも使い慣れていればいいですが、毎年張り替えるわけではないので道具を準備して自分で張り替えるとかえってお金がかかってしまうことがあります。ですから、コスト的な面も考えるとプロの業者に依頼するといいでしょう。

襖の張り替えは、専門業者があるので専門家に任せましょう。またリフォーム会社もやっているので、見積もりを依頼するといいでしょう。やりかえのできない襖のタイプであれば、リフォーム会社にそのまま襖を変えてもらうこともできます。

まとめ

襖の張り替えをするとき時期は年数が5年以上経過していたり、変色が著しい場合です。襖の種類によっては張り替えできない種類があるので自宅の襖の種類はどういうものか把握しておくといいでしょう。襖をうまく張り替えるためには剥がし方にコツがいります。綺麗に剥がすために住宅用洗剤を薄めて、しっかりと襖に浸透させておくことが大切です。それでも経年劣化が著しいとうまく剥がせず、綺麗に張り替えできないことも多いのでプロに依頼するといいでしょう。

船橋でリフォームや襖張替えの施工を依頼するなら「金沢屋」にぜひご依頼ください。