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障子の張り替えはプロに依頼するべき?メリットとデメリット

障子の張り替えはプロに依頼するべき?メリットとデメリットまとめ

「小さい子どもが障子を破ってしまった!」「ペットが引っ掻いてしまい障子がボロボロ…」このように、和室がある家に障子のトラブルはつきものです。また、年末年始の大掃除の際に障子を張り替えておきたいと考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、障子の張り替えを業者に依頼する際の注意点を解説します。自身で行う場合と比較し、メリットも合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

障子の張り替え時はいつ?

障子には2つの種類があり、それぞれの特徴に応じて手入れ方法や張り替えの際の方法が若干異なります。そこで、はじめにこの項目で、障子の種類とそれぞれの適切な張り替えの時期について知っておきましょう。

障子の種類

障子には、以下の2種類があります。

和紙

古くから使われている一般的な障子です。通気性が良いのが特徴で、湿気が多い部屋や畳の部屋などと相性が良いとされています。しかし、紙でできているため破けやすく穴が開きやすいというデメリットもあります。

プラスチック

本来破れやすい障子の概念を覆すものとして開発されたプラスチックで作られた障子です。強度があり、ものによっては紫外線を防止してくれるものや冷暖房効果に優れたものも発売されています。しかしその一方で、価格が比較的高く、通気性が悪いという欠点もあります。

それぞれの適切な張り替え時期

では、実際に2種類の障子の張り替えはどのようなタイミングで行った方が良いのでしょうか。この項目では、それぞれの張り替えの際の注意点とその共通点も解説します。

和紙障子

破けてしまった場合や穴があいてしまった場合は、もちろん替え時だと言えます。そして障子の寿命は5年とされており、見た目に傷みが出ていなくても日に日に劣化が進んでいきます。主な原因は紫外線や室温、湿気などになるのでこれらに抗うことはできません。また、冠婚葬祭や人が集まる機会に備えて張り替えを行うのもとても大切なタイミングです。

プラスチック障子

プラスチック障子を貼る際の手間は、和紙と違いはありません。しかし、プラスチック障子には和紙よりも強度があり色あせもしにくいという特徴があります。そのため、簡単に破けてしまったりすることも少なく、和紙よりも張り替えるタイミングが少なくて済むでしょう。

タイミング(季節や天気など)

障子を張り替えるタイミングで大切なのは「湿度」が保たれているという点です。つまり、張り替えに適切な季節は「夏」、天気は「雨」ということになります。

和紙には、水分を多く含む性質があり、その性質を生かし紙に美しいハリや伸びを与えることができます。しかし、場合によっては時期を合わせられないことも多いかと思います。そのような場合には、霧吹きなどを使用して紙に湿度を与えることが出来るので心配は要りません。「湿度」が大切だということを頭の片隅にいれ、張り替えの計画を立てましょう。

依頼するor自分で行う?それぞれのメリットデメリットまとめ

この項目では、張り替えを業者に依頼する場合と自分で行う場合のメリットとデメリットをまとめていきます。

依頼する

メリット

仕上がりが美しく長持ちする。作業時間も短い。アレンジにも対応してもらえる場合も。理想のリフォームを実現できる。

デメリット

費用が高くなる。

自分で行う

メリット

費用を安く抑えられる。

デメリット

仕上がりがイマイチになる場合もあり、時間もかかる。慣れない作業で怪我をしてしまうことも。

高い仕上がりを求めるとなると業者に依頼するのがベストですが、今はインターネットの情報を元に自分自身で障子を貼ることもできます。費用を抑えたい場合には部屋ごとに業者に依頼するかを分けるなど、予算とその都度相談して決めると良いでしょう。

依頼する際の注意点

業者に依頼する場合には、以下の点を抑えておきましょう。

  • 経験豊富な職人が在籍する業者に依頼する
  • 見積もりを事前に出してもらう
  • 自分の家にあった最適な障子を選んでおく

自分の家の目的にあった障子を選んでおくことで、張り替えがスムーズに進みます。また、大体の予算を知っておくために見積もりを知っておくことも大切です。

まとめ

障子の張り替えは、和室をお持ちのご家庭にはとても身近なものですが、業者に頼む場合にも自分で行う場合にも、メリットとデメリットを伴います。ご自身での張り替えにお悩みのある方は「金沢屋」にお任せください。

金沢屋では、毎日過ごすマイホームなど、あなたの居場所をより心地よいものにするためのリフォームサービスを行っています。自分で張り替えを行う時間が作れない場合、仕上がりに不安がある場合にはぜひ1度プロに頼んでみてはいかがでしょうか。また、障子以外にも襖や畳など和室全般はもちろん、キッチンや浴槽などのリフォームも行っているのでお客様ひとりひとりが必要とするサービスがきっと見つかります。

住まいのパートナーとしてお客様を全力でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。